その日のまえに/重松 清
重松清のベストセラー。
癌に侵された人々の「その日」をめぐる短編連作です。
いずれも、主人公は現在42歳ぐらい。
「重松ワールド」全開、という感じです。
最初は、単なる短編集かな・・・と思って読んでいましたが、徐々に読み進めていくうちに、個々の短編が少しずつ関連しているというのがわかりました。
タイトルになっている「その日のまえに」の中で、他の短編の登場人物がさりげなく、それでいて意味のある登場人物として出てきます。
そして短編集でありながら、この本一冊がひとつのストーリーでまとまっていくのがわかります。
メインの「その日のまえに」をはじめとして、それぞれの人生を静かに見つめることのできる作品集です。
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